都内でも有数のアカデミックな住環境に相応しい、スリットデザインが重厚感を与える外観デザイン。外壁の一部にスクラッチタイルを採用するなど、巧みなタイルの貼り分けによりクラシカルで上品な演出をしました。
空間に趣や彩りを添えるマテリアル一つにも、この地ならではの背景やこだわりを表現しました。また、各階のエレベーターホールの階数表示は、江戸時代の数学者が和算で用いた「算木」をモチーフとし、アートフルな空間演出としています。
奥行きある風除室を通り、エントランスドアを開けると開放感あるホールへ。正面には四季の植栽が美しいコートヤードを設け、自然との交歓の場として、癒しの空間を演出します。
Plants四季を彩る植栽
日本の建築の発展に多大な影響と功績を残した建築家、アントニン・レーモンドが設立した設計事務所。
レーモンドの設計理念を引継ぎ、「自然と人間」「人間と社会」の対応を具現化するための建築設計を行っています。